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2011-12-03(Sat)

ビリー・ミリガンと23の棺(上) 著:ダニエル・キース

ほんの何時間か前に読了したばかりなんですが、もう興奮してしまって…。
どうしても寝付けなかったので語らせていただきます。


「ビリー・ミリガンと23の棺」…24の人格をもつ男性の変遷を描いた作品です。
前作「24人のビリー・ミリガン」は未読だったのですが、非常に面白く読ませていただきました。
てか…本当にノンフィクションですかこれ。

主人公精神病院に送られる→主治医その他がほぼ資格なしの地元人+患者を治す気なし
(゚д゚)

精神病院における患者への虐待→患者廃人化→ゆびうま
(゚д゚)

病院内で仲間ができる→そのうちのショタ一番若い子が退院できそうになる→m9(^Д^)プギャー
(゚д゚)

患者が自主的に作業療法で物を作って売るようになった→患者に活気が出始めた→病院側がめさくさ妨害
(例:電気を止める・材料をまわさなくなる・作業療法に参加している患者をリンチ)
(゚д゚)

院内で暴動が

(゚д゚)




…とまあ、とうていノンフィクションだとは思えないようなトンデモ内容だったわけで。
こんな人生もし自分が体験してたら途中で人間やめてたね!
もう心からそう思いました。まだ(下)がありますけど、ほんとおなかいっぱいです。


以下続き


<あらすじ>





この作品の主人公であるビリー・ミリガンは1977年に連続強姦の罪でつかまるのですが、
実は当時の彼には(彼自身を含めた)23の人格が眠っており、強姦はそのうちの1人がやったことで
他の22人はそのことについてまったく(もしくは断片的にしか)知りませんでした。

多重人格であるという理由で無罪になったビリーは精神病院でケアを受け、
他の23人全員の記憶をもつ、24人目の人格<教師>を作り上げます。
ところが、<教師>が社会適応のため世間に出て行き始めると、
メディアや政治家がよってたかって彼を攻撃し、
結果、彼は「最悪の」精神病院と呼ばれる州立ライマ病院へ送り込まれます。

そんなところから「23の棺」は始まります。
出だしから<教師>は崩壊し、その他の人格は全員混乱状態に陥っています。
…クライマックスすぎます。

タイトルの「23の棺」は、
あまりにひどすぎる精神病院での暮らしに耐え切れなくなった人格のひとりが創り出したもので、
はっきりとは述べられていませんが、棺にすべての人格が入ってしまうとシャレにならない事態になるそうです。
(たぶん良くても精神的な死か、それに近い状態)
人格の大人たちにはその棺に入ってしまうものもいたのですが
それでもあきらめずに戦い続ける少年たち(というか人格のひとり、アレン)がひどく印象的でした。

それとトミー…( ´Д⊂ 見てられません。

トミーというのはミリガンの23の人格のひとつで、
縄抜けと電気系統の知識に精通した少年です。
反社会的な性格で、トラブルを招くこともちょくちょくあるようなタイプだったのですが…。

目覚めたと思ったら(薬で)のどがカラカラで
のどを潤そうと水を飲みに行ったら隣に廃人風の男が来て
その男が水道の水をうまく飲めないのを見てこっそり笑ってたら
男がうしろから押されて蛇口に目が(規制)。

しかも顔を上げた男の、目があったとこからは血がだらだらと。

その後、吐き気を必死にこらえつつ部屋に駆け込んだトミー。
「どうすればこのシーツで首が絞められるのか」…そんなことを考え続けるトミー。
トミー…

しかもそれで終わりではなく、
あるとき目が覚めたらいきなり拘束されていて、脱出しようともがくも逃れられず
電気ショックによる体罰をくらってあぼーん。
トミー…

その上彼が電気ショックで受けた傷は案外深かったらしく、
電気系統のものに関する質問を受けたアレンが
「電気ショック以来トミーが電気に関するものに触りたがらない」ことを(読者に)カミングアウト。
トミー…

おそらく人格の中で日常生活のさまざまな苦労や心労を担わされているのは「対人・トラブル処理係」のアレンなのでしょうが
「23の棺」ではとにかくトミーの間の悪さというかめぐり合わせの悪さというかが際立ってます。
正直かわいそうでした。
下巻ではどうなることやら。




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(1999/10)
ダニエル キイス

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