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2008-10-16(Thu)

京極堂シリーズそれぞれに抱くイメージといふもの

「楠本君」
 加菜子が云った。
「どう? 湖でも見に行かないか。うんと遠くの」
「湖?」
「最終列車に乗って、行けるところまで行くんだ。野宿したっていいさ。夜になったら、また最終列車に乗る。どこかの、遠くの湖目掛けて。そして夜の湖に映る月を見るんだ」
 何と素敵な光景だろう。
 月を映した夜の湖。死の支配下にある静寂の世界。海ではいけない。海にはいやらしい、気味の悪い生き物が蠢いている。それは山の中の、誰もいない湖でなくてはいけない。加菜子に相応しいのは、生き物のいない、波も、音もない、ただただ凍りついたように動かない、静謐の湖でなくてはならない。
 想像しただけで頭の芯が蕩けるようだ。
(京極夏彦著「魍魎の匣」 講談社分冊文庫版上29p~30pより。
柚木加菜子と楠本頼子の会話)

綺麗な月を見るたんびに思い出す文章です。
魍魎の匣には青白く輝く月のようなイメージがあります。
多分作中の印象的なシーンに度々月光を使った情景描写が出てくるからでしょうね。
特にラスト近く。
作り物のように美しい陽子さんが作り物のような状況の中
月光を浴びながら呆然と立ちすくんでいるシーンが鮮烈に残ってます。
(……れ? こういうシーンでしたよね?)

ちなみに妬獲鳥の夏は真っ赤な血のイメージです(まんま)(笑)
鉄鼠の檻は山奥に立つ木から立ち昇る清清しい香りのイメージ。
でも清清しすぎて嗅いでると頭が痛くなってくるというか(笑)
のど飴食べた時ってすーっとしますよね。あんな感じ。
(まあ中身は同性愛とか同性愛とか近親相姦とか何気ドロドロだったけど)(笑)

狂骨の夢はぬらぬらと光る黄金と吐き気(これもまんま)(笑)
……いえ、私、狂骨キライじゃないですよ?
ただあのドクロの作り方がねえ……(汗) 想像したらウエッってなります。
朱美さんはとてもステキ。姉御肌なのにすごく色っぽくて。
強気だからこそ女としての魅力が香るっていうか。ああ女も男もドキッとするよあの姐さん。
(※朱美さんは人妻です)
ところで和田慎二先生の「超少女明日香シリーズ」の「救世主の血」に
黄金ドクロって敵が出てきますよね?(なぜここで言う)

絡新婦の理は淡い桜が吹雪く中に、
真っ赤な振袖がちらちら見える感じわーおこれもそのまんま!(笑)
評価高いですよね、この話。
妬獲鳥の夏と魍魎の匣がリンクして出来上がったような話なんで、
ここまで順番どおりにシリーズ読んできた私としては所々嬉しかったり。
知ってるキャラ・知ってる事件が別物別視点で語られるのを見るのは楽しいです(笑)
半陰陽という言葉をこの作品で初めて知りました。
うおお、なんじゃこりゃ ∑(゜Д゜;)
実際にあるのかこういう状況が! (゜Д゜;)

と。そう思いました(半陰陽の方々すみません) でもこれが正直な感想。
あまりの衝撃にウィキペディアで「半陰陽」検索したりしました。
まさしく新世界との出会いでした。知的好奇心惹かれましたよええ(笑)
まあその後イズァローン伝説読んで、嫌ってほど「半陰陽」という言葉を
目にする事になるのですが(笑)

塗り仏の宴は……関君カムバーック!!!(笑)
雪絵さんが私の中で百鬼夜行シリーズ七不思議の一つにランクインしました。
あと、これって敦っちゃんの内面に初めて深く立ち入った話ですよね。
ゴメン、私ブラコンに弱い(いきなり何)(笑)
(でもDグレのリナリーは別かな)(略)
敦っちゃん京極堂のこと兄様って……! ここでツボる私に私が涙(え)
ところで今ガチに「きょうごくどう」と打ったら「今日極道」と出たんですが。
百鬼徒然袋ですねわかります(実際にそんな展開があった)


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